DuneのFIへの道
- 2016.12.20 | DuneのFIへの道
この日からインジェクションという文字が店内を飛び交う・・・意味不明の言葉が飛び交う・・・
出来るかどうかもわからない手探り状態からのスタート・・・
この話になるとヤケに盛り上がって話続けるあの二人・・・・すでに苦労話もたっぷり聞かされる
まだまだ続くインジェクションへの道 いつまで続くのか…..果てしなくぅ…..
レースに対する自分の意気込みにも変化を感じていたということもあり・・・その時に持ちかけられた
『私のバイクをインジェクション化して、それでレースに出ませんか』この会話からスタートしたFIへの道…….
今までの画像とこれからの様子を追ってアップしていきたいと思います。
時は・・・2007/02/18 『今度、清さんと広島行ってくるから』・・・突然の遠征話???
行き先は広島のFC Design(FCデザイン)さん
共同での開発計画へと動き出したのです。
規定値もかなり厳しくなったため、各メーカーもそれをクリアするために排出ガスを浄化する触媒を装着し、
フューエルインジェクション(FI)を採用するようになった。最近、発売された新型車にはすでにFI装着されている。FIとはどいうものなのか?よく雑誌等では『燃料を噴射する装置』と書かれていることが多い・・・
少し簡単にFIシステム説明すると・・・
燃料タンクの中にある電磁燃料ポンプから燃料が圧送され、調圧器で一定の圧力にされ
燃料を吹くインジェクターに送り込まれます。そのインジェクターはECU=エンジンコントロールユニットの
電気信号に基づいて噴射される。その噴射を適切なものにするために必要なエンジン情報を各種センサー
・排出ガスの残留酸素を検出するO2センサー・エンジンの水液温などの暖機状態を判断するセンサー
・吸気管圧力大気圧をサッチするセンサー・スロットルの開度センサー・エンジン回転数センサー)等の
FIシステムによって伝えられていきます。
今までのひとつのユニットとして完成しているキャブレターとは違い、
FIとはいろんな要素を持ったパーツが集まったシステムと言えるでしょう・・・
そしてECUに記憶させたガソリン噴射マップに当てはめて、基準になる噴射量を導き出し、
これを吸気負圧・吸気温・冷却水温などで補正して、最終的に噴射量を決定、
ようするに標高や気温が変わっても不具合なく走れるようになるということです。
また、パワーやトルクの部分でも、今後の進化に期待できるのではないかと思っています。